施工に協力してくださった棟梁上野さんに先日久しぶりにお会いして、「西坪の家」が話題になりました。
この物件では、苦労と試行錯誤を重ねて「折畳階段」を完成させました。
ここは平屋建て、片流れ屋根の住宅です。片流れの形状をうまく利用し、小屋裏収納を計画しました。収納はたっぷりできます。しかし、小屋裏への昇降が課題になってしまいました。収納型の梯子階段では、荷物をもっての昇降は危険を伴い、固定階段では廊下は狭くなってしまいます。階段スペースは平面計画上難しい・・・。
そこで、「階段が壁に畳めればいいのに」というお客様のご要望をかなえたアイテムとなりました。
まずは、製作図の作成!。
階段の墨付け、加工、仮組、組立設置!
階段展開時は廊下が狭くなってしまいますが、通ることは可能ですし、階段の傾斜は6/7勾配程度で比較的ゆったりと、昇降可能です!階段展開・収納の動作は女性の力でも楽々です。
「折畳階段」はお客様にも喜んで頂けましたし、弊社にとっても、良い経験となりました。
弊社はお客様の「ああしたい」、「こうしたい」を一緒に考えて行きます。
今後も色々とご相談ください。